家での練習、どうしたらいい?
今までのべ数百人の生徒さんと関わってきましたが、ご自宅での練習はそれぞれ個性があります
① 毎日、一定時間、自主的に練習する
② 親御さんに言いつけられて一定時間、練習する
② 1週間に2、3日、練習する
③ 全く何もせずレッスンに来る
統計は取っていませんが、体感、それぞれ25パーセントずつ、という感じです
私からは「練習しなさい」とは言いません
ただしどういう練習の仕方でどうなるか、はレッスンの中で指導したり、話し合ったりします
「こうしたら上手くなるよ」「こういう練習をしたら良い」「どうしたらよくなるだろう?」
強制した練習が成功するかどうかは親御さんの態度によります
親御さん自身が音楽やレッスン、練習そのものに興味や尊敬があるご家庭は、子どもたちはすぐではなくても時間をかけて自分と練習の向かい方をつかんでいきます
「月謝を払ってピアノ買ってお金かかってるから練習しなさい」「そんな練習時間だからうまくならない」というモチベーションでの叱責では、表面的に練習してもどうなるか…ご想像ください
レッスンも練習も、ガーデニングと同じ、時間がかかるし、その子の個性とセンスによって成果は変わります
教室では発表会やイベントなどの機会を利用しながら、それぞれの子が「上手くなりたい!」という心の種子を感じ、それを育てることができるように声をかけ、カリキュラムを加減しています
冒頭の四種類の練習態度ですが、どういう練習をしていても(していなくても)常にその子が知らない力を引き出すのが音楽教室の役目です
ご家庭にお願いしたいのは、ご家族の好きな音楽や、テレビ・映画で「この曲いいね」、音楽や自然の美しさを「これは美しいね」という感動を共有することです
子どもたちはご家族が好きな曲を追うのが大好きです
そしてそれを少しでも弾けた時に目が輝いていて、そういう輝きを発表会などで見てもらえるように年月をかけて指導しております